とびつき団子

材料(4人分)

もち米粉 300g
ササゲ 200g
砂糖 大さじ7
塩 少々
水 250cc

 作り方

  1. ササゲは洗って、たっぷりの水でやわらかくなるまで煮る。
  2. ザルにあげ、もう一度水で煮る。十分煮えたときに、砂糖と塩をいれ、一晩寝かしておく。
  3. 再びザルにあげ、水を切り、乾かす。
  4. もち米粉に水を加えてこね、耳たぶくらいのかたさにする。
  5. 1個40gの重さにちぎって、丸めて円錐状にする。
  6. 熱湯にだんごを入れ、浮かんできたらザルにあげ、冷水にとってぬめりをとる。
  7. ササゲをだんごにまぶす。

豆がだんごに飛びついた!?
8月15日のお盆のときに、仏様のお供え物として、坂井地区で作られていただんごです。白いだんごに薄赤い豆が「飛びついた」ように見えるので『とびつき団子』と言われるようになりました。

詳しい作り方-その1-

〜下ごしらえ編〜

1) ササゲをゆでます。小豆よりも大きくて少しかたい豆がササゲの特長です。

2) たっぷりの水で煮て、灰汁(あく)をすくいます。さらにもう一度水からゆでて、砂糖と塩を入れ、一晩寝かせます。この味付けが大切。だんごには味を付けず、ササゲの味で食すのが「とびつき団子」です。

3) ササゲをザルにあげ、乾かします。夏場ならもう一度ゆでて火を通しておきましょう。

〜おだんご編〜

4) もち米粉に水をいれて、こねます。かためのだんごが好みの人は、うるち米粉(もち米粉の1割を目安)を入れてください。
耳たぶくらいのかたさになるまでこねてね。
5) 丸まっただんごをちぎって、1個40gくらいにはかります。丸めて円錐状にしておきます。

6) 沸騰したお湯に、だんごを入れます。だんごが浮かんできたら、30秒ほどおいて、ザルに引き上げます。

7) だんごをさっと冷水にとって、ぬめりをとります。

8) トレイにササゲをしいて、だんごを転がします。すると、ササゲが”飛びつくように”くっついてきます。