のっぺい汁
材料(4人分)
里イモ 4個
ニンジン 1/2本
ダイコン 1/4本
ハクサイ 大2枚
ゴボウ 1/2本
干ししいたけ 5枚
厚揚げ 1/2枚
こんにゃく 1/2枚
小松菜 1束
昆布だし 4カップ
しょう油 大さじ2
酒 大さじ3
みりん 大さじ2
塩 小さじ1
かたくり粉 小さじ2
★仏事では
ショウガのしぼり汁 少々、 ネギの代わりに塩ゆでした小松菜またはチンゲンサイを使用
作り方
- 里イモ・ニンジン・ダイコン・ハクサイ・ゴボウを一口大の乱切りにする。
- こんにゃく・厚揚げは、2センチ角に切る。
- 干ししいたけは、水で戻して軸を取り、薄切りにする。
- 鍋にごま油を入れて熱し、具材を入れて、2〜3分炒める。
- 昆布だし・酒・みりんを加えてやわらかく煮込み、しょう油を加えて、4〜5分さらに煮る。
- 小松菜を入れ、水で溶いたかたくり粉を加えてとろみをつける。
全国各地で家庭の味として親しまれている「のっぺい汁」。JA永平寺の管内では、報恩講料理の一品です。11月下旬、このあたりでは、お寺のお坊さんが檀家を回る「まわり報恩講」がなされます。そのときにお膳に出されるのがのっぺい汁。昔はダイコンやニンジンの皮なども入れ、最後まで食物を使い切る工夫がなされていました。今でこそ見直されている「もったいない」精神が、のっぺい汁に込められています。
詳しい作り方-その1-
1)ニンジンをイチョウ切りにします。 | |
2)里イモをイチョウ切り、または2センチくらいの乱切りにして、水にさらします。 | |
3)ゴボウを回しながら切ります。切ったゴボウは水にさらします。 | |
4)干ししいたけは、水で戻して軸を取り薄切りに。ダイコン、ハクサイは乱切りに、厚揚げは一口大に、こんにゃくも一口大に切ります。 |
|
5)深い鍋にごま油を大さじ1入れ、熱してなじませます。 |
|
6)ダイコン、ニンジン、里イモ、ゴボウ、こんにゃく、しいたけを一気に入れます。 |
|
7)少し温まったら、だし汁(昆布だし)4カップを入れます。 |
|
8)ぐつぐつしてきたら、みりん(大さじ2)、酒(大さじ3)を入れます。やわらかくなるまで煮ます。 |
詳しい作り方-その2-
9)煮込んでいる間に、小松菜(またはチンゲンサイ)を塩ゆでします。ゆでた小松菜をしぼって、切ります。 | |
10)ショウガを下ろして、ショウガ汁を作ります。 | |
11)鍋に灰汁(アク)が出てきたら、すくいとります。 | |
12)ハクサイ、厚揚げを入れます。 | |
13)しょう油(大さじ2)、塩(小さじ1)を入れます。 | |
14)じっくり煮込んで、小松菜を散らします。 | |
15)火を弱め、水で溶いたかたくり粉を入れます。 | |
16)ショウガ汁を入れて、混ぜたら、出来上がり。 |