2018年

地域溶け込み生活充実

 東京の大手IT企業でシステムエンジニア(SE)を務めていた若林秀志さん(52)は2010年3月、会社を辞めて大野市へ妻子とともに移住した。同年4月からコメとサトイモを作る農家の下で研修をスタート。14年には親方とともに …

設備と豊富な経験 融合

 「農業」と聞くと、太陽の光を浴びた広大な田園風景や畑を思い浮かべたり、収入が天候に左右される不安定な職業といったイメージを持つ人もいると思う。私もその一人だった。  取材で訪れた坂井市春江町安沢の農業法人「アグリ・エス …

通年出荷し経営安定

 取材に訪れた小浜市尾崎の農業法人「若狭こすもかんとりー」は、大型ハウスで青ネギを生産している。法人が土地を工面し、JA若狭がハウスを取得、若手農家にリースして栽培し、JAが選果・選別・販売を行う事業として、3年前から取 …

40歳で転身誇りと自信

 福井が誇るミディトマト「越のルビー」。その生産を大型ハウス4棟で手掛けるのが、小浜市加茂の北川農園だ。トマトは幅16メートル、奥行き81メートルのハウスで水耕栽培されている。苗の成長に合わせて天井は高く作られ、中に入っ …

恐れず挑戦 在り方模索

 トマトやイチゴ、ブルーベリー、ブドウなど多彩な作物を栽培している明城ファーム(越前市杉崎町)を取材した。常に新しいことに挑戦し、こだわりの農法に取り組んでいる。3~5月には大人気のイチゴ狩りが楽しめるという。  話を聞 …

米どころ支え なお進化

 8集落の131戸が参加し、水田面積180ヘクタールの広域作業受託組織として1998年に設立された大野市の「アバンセ乾側」。集落の枠を超えた営農組織は今でこそ増えてきているようだが、20年前はまだ珍しく、アバンセが全国初 …

ストレス減で品質良く

 鶏舎に足を踏み入れると、そこには多くの「福地鶏(ふくじどり)」が歩き回っていた。  坂井市三国町にあるマイファームオリジンでは、約1千羽の鶏が飼育されている。その全てが福地鶏という品種だ。「平飼い」という方法で、県内の …

担い手育成に使命感

 少子高齢化や農村地域の人口流出に伴って農業の担い手は減り、耕作放棄地は増えている。そういった背景から法人化する農業団体が少しずつ増えてきた。今回私が取材した、あわら市の田川幹雄さん(51)、由佳代さん(51)夫妻が経営 …

ビジョンと情熱 実感

 福井市小羽町。水田が広がるこの地域で、レタスやキャベツなどを作る園芸農家の東俊太朗さん(30)を訪ねた。福井に生まれ、大学進学で一度古里を離れたが、就農のためUターンして5年目を迎えた若手農家だ。現代農家が抱えるさまざ …