タイ風あんかけチャーハン

 材料(4人分)

■あんかけ

スルメイカ(下足のぞく):1ハイ
ホタテ貝柱:100g
エビ:4尾
エノキダケ:1/2カップ
チキンコンソメブイヨン:1個
水:800cc
片栗粉:適量
ナンプラー:大さじ2〜3
※なければ「しょっつる」での代用
ソーイビーンズソース:大さじ2〜3
※なければ薄口しょう油
シーズニングソース:大さじ2〜3
※なければしょう油と砂糖を混ぜたもの

■チャーハン

ごはん(温かいもの):4杯分
ニンニク:3片
卵:8個
ネギ:少々
サラダ油:少々
塩・コショウ:少々
ソーイビーンズソース:大さじ1
ナンプラー:大さじ2〜3

 詳しい作り方

 ■具材を切る

1)スルメイカの内臓を取りのぞき、皮をむく。
2)イカの表面に斜め格子状に切り込みを入れ、一口大に切る。

おいしさのコツ

イカに火を通すとき、身が丸まらないように切り込みを入れるひと手間をかけよう。見た目も味の含みも良くなる。

3)ホタテ貝柱を包丁の背で叩きつぶしながら、小さくほぐす。
4)エビの背わたを取る。3と同じように、包丁で叩きつぶし、ミンチ状にする。

おいしさのコツ

身を小さくすることで、チャーハン全体に絡みやすく、食べやすくなる。

 5)エノキを軽く洗い、3cmの長さに切り、ほぐしておく。

■あんかけスープを作る

1)水800ccを火にかけ、コンソメを入れスープを作る。
2)ナンプラー(大2〜3)、ソイビーンズソース(大2〜3)、シーズニングソース(大2〜3)を入れ、ひと煮立ちさせておく。

おいしさのコツ

タイ料理に欠かせない調味料がナンプラー(魚のしょう油)。日本でいう「しょっつる」。ソイビーンズソースはタイ版の薄口しょう油。シーズニングソースは甘口のしょう油。シーズニングソースは、しょう油に砂糖を混ぜたもので代用できる。3つのしょう油を入れることでコクが出る。どれもタイでは炒め物や煮物に使われる調味料。

■あんかけの具材を炒める

1)フライパンをよく熱し、油を入れ、油がなじんだら、イカ、貝柱、エビ、エノキを炒める。

おいしさのコツ

炒めるときは強火でササッと手早く。時間をかけると具材が固くなるので要注意。

2)軽く炒めたものを、火にかけておいたあんかけスープの鍋に入れ、火をすぐ止める。

■チャーハンを作る

1)溶き卵に塩・コショウ(少々)、ナンプラー(大2〜3)、ソーイビーンズソース(大1)を入れまぜる。
2)1に温かいごはんを入れ、卵をよくからませておく。

おいしさのコツ

先にごはんと卵をからませておくと、ごはん一粒ひとつぶに卵の膜ができ、炒めたときチャーハンがパラパラに仕上がる。ごはんは冷たいものより、温かい方が混ざりやすいので、炊きたてのごはんでもよい。

3)フライパンに油を入れ、ニンニクを炒める。香りが出たら、2のごはんを入れ、弱火でゆっくり炒める。

おいしさのコツ

しゃもじやフライ返しを左右に切るように動かして、弱火でじっくり炒めれば、無理にフライパンを振らなくても、焦がさずパラパラのチャーハンになる。目安は、ごはんが鍋の上でピョンピョンはじけるようになるまで。

4)刻みネギを入れて、火を止める

■仕上げ

1)あんかけを温め、水溶き片栗粉を入れ、とろみをつける。
2)器に盛る。
お皿にチャーハンを盛り、上からあんかけをたっぷりかける。好みでパクチーを飾り付けする。

おいしさのコツ

あんのとろみはお好みで。まず最初はそのまま食べてから、ナンプラーや酢、一味などのスパイスを入れて味わうのもオススメ。