米づくり-福井のお米ができるまで

稲作農家の仕事

稲作農家では、おいしくて安全な米をつくるために、1年間どのように仕事をしているのかまとめてみました。

■1年間の主な仕事

トラクターで土をおこし、田に水を入れしろかきをします。
病気やがい虫をふせぐ薬をまく。
かりとったお米(もみ)はそのままトラックにのせカントリーへ運びます。
 

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農家では、稲の生長(せいちょう)を観察し、それに合わせて、必要な作業をしています。

稲の生長

作業場では、トラクターや、コンバインなど大型機械やかんそう機などがたくさんありました。

コンバインの写真
コンバイン

福井県には大規模(だいきぼ)に稲作をしている専業農家(せんぎょうのうか) は少なく、ほとんどが農業以外の仕事について収入を得ている兼業農家(けんぎょうのうか)であり、その割合は全国第1位となっています。

農業の機械化が進む反面、兼業農家では耕地面積(こうちめんせき)がせまいために機械に費用がかかりすぎるという問題がでてきました。
また、最近では、農業で働く人の数が()り、年れいが高くなってきています。

稲の品種別作付面積の割合(福井県)

このような中で兼業農家では、共同で機械を購入(こうにゅう)したり、作業をおこなったりしているところがみられます。「アバンセ乾側(いぬいかわ)」では、全国で初めて集落(しゅうらく)を超えた広域(こういき)のグループで農業をしています。

農家の人たちは、安全でおいしいお米をつくるために、土づくりや苗づくり、水の管理、農薬をあまり使わない、共同での作業などの工夫や努力をしています。

10a当たりの作業別労働時間

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