米づくり-福井のお米ができるまで

稲作農家の仕事

農家の人たちは、どんな工夫や努力をして米をつくっているのでしょうか。

専業農家・宮崎さんをたずねて

鯖江市南井(なおい)町で専業(せんぎょう)農家として大規模(だいきぼ)に稲作をしている宮崎さんをたずねました。

鯖江市の位置を示す地図
鯖江市はここ。

野村さんの写真
鯖江市の宮崎さん

宮崎さんの話

春の作業がたいへんです。田植えに向けて、(なえ)をたくさん育てると同時に病気にならないように温度を管理(かんり)しないといけません。それと並行(へいこう)して田おこし、しろかきをトラクターを使ってやるからです。秋の作業も、米のおいしくなる時期に一斉(いっせい)に刈り取るためたいへんです。

水田が広いので、直まきをしたり、一年間で1回ですむ肥料を使ったり、大型機械を使ったりして能率(のうりつ)よく作業をしています。

作業場のようすをみると、トラクターが2台、コンバインは共同使用を含めて3台、条播機(じょうはき)(じか)まき用)2台など大型機械やかんそう機などがありました。

宮崎さんの作業ごよみ
宮崎さんの作業ごよみ
条播機の写真
条播機
コンバインの写真
コンバイン
トラクターの写真
トラクター

宮崎さんの話

直まきは、種から育てるので、米の収かく時期がおそくなり、その分たくさん収かくすることができます。わたしは、能率よく作業をするためにたくさんの機械を使っています。それにより時間に余裕ができ、体力的にも楽になりました。

しかし、たくさんの費用がかかるので、条播機(直まき用)を共同で買いました。運転もなかなかたいへんです。

これからは、よい土づくりをしたり、農薬をあまり使わないように心がけたりして、おいしい米をつくっていきたいと思います。


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