やさいづくりビギナーでも、楽しく育てられるおやさいの育て方。

難易度 
難易度 ★★
春に植え付け、収穫は夏から秋。一つの苗から30個の収穫が目標!
・アカナスなどの台木につぎ木した苗は、青枯病などの連作障害に強く、秋まで長期間栽培できるのでおすすめ。
・初夏から晩秋まで収穫期間が長いので、収穫が始まったらこまめに追肥し、株を疲れさせないよう管理すること。

【START】  植えつけ(目安:4月下旬〜5月上旬)

苗を25〜30cm間隔に植える。
  • 移植ゴテで苗の根鉢より大きめの植え穴を掘る。
  • 植え穴に水をたっぷり入れる。
  • 植え穴の水が引いたら、苗をポットから抜いて植え穴に置き、まわりから土を寄せ、軽く押さえる。

支柱立て・誘引

畑の中段に植えるので、後方より短い支柱を用意します。
  • 1m50cmくらいの支柱1本を、苗から10cmくらい離したところにしっかり立てる。地面から10cmくらいのところの茎に麻ひもをかけて、3回くらいよじる。
  • 麻ひもの端を支柱にしっかりと結ぶ。
※除草はこまめに
手で引き抜いたり、ホーなどの農具を使ってまめに除草をし、病害虫の被害を予防する。

【4週目】  整枝(3本仕立て)

枝が込み合うと風通しが悪くなるので、わき芽取りをして枝を整理します。
  • 一番花の下の第1わき芽、第2わき芽を残し、それより下のわき芽はすべて切り取る(3本仕立て)。
  • わき芽をハサミなどで切りとる。
  • 3本仕立て完成。

【4週目】  追肥

最初の実がなり始めたら、1株につき、化成肥料10gを株元にまき、くわなどで土と混ぜながら土寄せする。
※花で生育状態をチェック!
雌しべが雄しべより飛び出しているのが元気な状態。雄しべのほうが長い場合は、水不足、肥料不足などによる生育不足なので注意。

【5週目】  一番果の収穫

最初の実は早めに収穫し、養分を株の生長に回すと、さらに大きな株に仕上がるため、収穫の量が上がる。

【6週目】

長さ10cmくらいになったら収穫し、追肥をする。以後、2週間に1度の割合で追肥をすると、秋までの長い期間、収穫が楽しめる。