ピーマンもシシトウもトウガラシの仲間。暑さに強く、よく生長するので、ビギナーにおすすめ。一つの苗から60個の収穫が目標!
・高温性のため、寒いと育ちが悪くなるので
十分に暖かくなってから植え始めること。
・枝が細く風に弱いので、実が一斉についたときは
思い切って若どりをして枝折れを防ぐ。
【START】 植えつけ(目安:5月上旬〜下旬)
- 移植ゴテで苗の根鉢より大きめの植え穴を掘り、水をたっぷり入れる。
- 苗の茎を指ではさみ、ひっくり返してポットから抜く。
- 植え穴の水が引いたら苗を置き、まわりから土を寄せて、軽く押さえる。
支柱立て・誘引
- 1m50cmくらいの支柱1本を苗のわきにしっかりと立て、地面から10cmぐらいのところの苗の茎に麻ひもをかけ、3回くらいよじる。
- 麻ひもの端を、しっかりと支柱に結びつける。すべての作業が終わったら、たっぷり水をやる。
【4週目】 整枝(3本仕立て)
一番花がついたら、わき芽取りをして3本仕立てにする。
花がついた枝(主枝)と、その下の2本の枝を残し、それより下にあるわき芽をすべて取る。
※除草はこまめに
病害虫の発生源にもなる雑草をまめに取り除くことで、無農薬栽培もできる。
【4週目】 追肥
実がなり始めたら追肥を開始し、以後、2週間おきに追肥する。
- 1株あたり化成肥料5gを、株元にパラパラとまく。
- 移植ゴテで土と混ぜながら、株元に土寄せする。
【5週目】 一番果の収穫
一番果は早めに収穫して、養分を株の生長に回したほうが、その後の実のつきがよくなる。
一番果が長さ4〜5cmになったら収穫。
【7週目】
長さ5〜6cmになったら、ヘタのすぐ上をハサミで切り取る。放っておくと熟して赤くなり、株が疲れてしまう。