やさいづくりビギナーでも、楽しく育てられるおやさいの育て方。

難易度 
難易度 ★★
ミニトマトは丈夫で育てやすいのでビギナー向け。苗は2mくらいに育つので、他の野菜の妨げにならないように、畑の一番後ろに植えること。
・花や蕾のついた苗を購入する。花のついていない若苗は、
  一回り大きなポットに移しかえ、花が咲いてから植えつける。
・こまめにわき芽取りをし、主枝1本仕立てで育てる。
  枝をすっきりさせて風の通りをよくし、病害虫を予防。
トマトの花は一定方向に花をつける性質です。つまり、花を収穫しやすい方向に向けて植えるのがポイント!逆に植えると、収穫するのが大変ですヨ

【START】  植えつけ(目安:4月下旬〜5月上旬)

  • 苗の根鉢より大きめの植え穴を掘る。
  • ジョウロのハス口を取り、植え穴にたっぷり水を入れる。
  • 植え穴の水が完全に引くまで待つ。
  • 苗の茎を指ではさみ、ひっくり返してポットを抜く。
  • 根が底までまわり、根鉢がきれいにできているのがよい状態。
  • 花を太陽のほうに向けて、苗を植え、まわりから土を寄せて軽く押さえる。

支柱立て・誘引

畑の後方に植えるので、2mくらいの支柱を用意。
  • 支柱1本を、苗から10cmくらい離したところに、しっかりと立てる。
    ※支柱はしっかりとさしましょう!
  • 地面から20cmぐらいのところの茎に麻ひもをゆるくかけ、3回くらいねじる。
  • 麻ひもの端を支柱に回す。
  • 麻ひもを二重に回す。
  • 麻ひもの端を支柱にしっかりと結ぶ。
  • 茎の方は、生長して太くなるのでゆるく固定する。すべての作業が終わったら、たっぷり水をやる。

【2週目】  わき芽取り

支枝1本仕立てにするので、わき芽はすべて摘み取る。

誘引

株が生長すると重くなって垂れ下がるので、生長にしたがって順次、誘引していきます。
花のすぐ下についている葉の下を誘引する。茎に麻ひもをかけ、3回ほどねじってしっかりと支柱に結びつける。

【3週目】  1回目の追肥

一番果が生長してきたら、1回目の追肥をする。
1株あたり化成肥料10gを、株元にパラパラとまき、土と混ぜながら土寄せする。

【6週目】  2回目の追肥

第三果が大きくなったころに2回目の追肥を行い、以後、20日おきぐらいに追肥する。肥料を与えすぎると実のつきが悪くなるので注意する。
  • 化成肥料を1株あたり10g、株元にパラパラとまく。
  • 移植ゴテで土と混ぜながら、株元に土寄せする。

【8週目】

赤く熟したものから順次、ハサミで切って収穫する。遅れると、皮がかたくなったり、実が割れたりするので気をつける。

【9週目】摘芯

主枝が支柱の先まで伸びてきたら、ハサミで先端を切って生長を止める。養分を実の充実に使わせるため。