どんな調理法でもおいしく食べられるので重宝する。結球していく様子を観察するのも、栽培の楽しみのひとつ。
・春まきはとう立ち(花茎が伸びて、硬くて
食べられなくなる)しやすいので、夏まき
(苗の場合は夏の終わりに植えつけ)で秋に
収穫する栽培法がおすすめ。
・本葉が17〜20枚で結球が始まるので、それまでに、
できるだけ外葉を大きく育てておこう。
【START】 植えつけ(目安:8月中旬〜9月中旬)
- 苗の根鉢よりやや大きめの植え穴を掘る。
- 穴に水をたっぷり入れる。
- 苗をポットから抜いて穴に入れ、まわりから土を寄せて軽く押さえる。
- 水をたっぷりやる。
【2週目】 追肥・土寄せ
- 1㎡あたり30gの化成肥料を、株元にパラパラとまく。
- 土と混ぜながら、株元に土寄せする。
【虫に食べられても大丈夫】
- キャベツは必ずといっていいほど、ヨトウムシ、アオムシ、コナガなどの害虫被害を受ける。葉がレース状になるほど食べられてしまうことも。
- [約8週間後] しかし、葉が食べられても、虫をとれば再び結球が始まり、結球した葉には害虫がつかない。収穫後、傷んだ外葉を取り除き、球の部分を利用すれば大丈夫。
左:害虫被害を受けたキャベツ。
右:虫をとれば再び結球が始まる。
【10週目】
球が大きくなり、手で押してみて硬く締まった感じになったら収穫時。
地際から包丁やナイフで切り取って収穫し、余計な外葉を取り除く。
*紫キャベツも育て方は一緒!*
きれいな紫色をしているので、サラダなどのアクセントに使いたい品種。キャベツと同様に栽培できる。