古くから日本の食卓になじんでいる野菜。いろいろな品種があるが、現在は青首ダイコンが一般的。
        
            
            
            
            
            ・17〜20℃前後の冷涼な気候を好むので、
  8〜9月に種をまいて、11〜12月に
  収穫する秋まきが育てやすい。
			・ダイコンは直根類なので、種まきの前に畑を
  深くよく耕しておく。石などに当たると、
  根が変形しやすいので気をつける。
            
             
            
			
            	【START】  種まき(目安:8月下旬〜9月中旬)
                
                3か所の点まきにする。
                
                - 小さい空き缶などを利用し、深さ2cmほどの穴を30cm間隔に3か所作る。
 
                - 1つの穴につき、種5粒をまばらにまく。
 
                - 種が隠れる程度に薄く土をかぶせ軽く押さえる。
 
                - 乾燥を防ぐために、土の上にもみがらをまき、水をたっぷりとやる。発芽するまで土を乾かさないようまめに水やりする。
 
                
               
                
                
                
                
                
             
            
            
            【1〜4週目】  間引き・追肥・土寄せ
            
            間引きは計3回、追肥は2回目の間引きから計2回行う。
            
            - 本葉が1〜2枚出たら1回目の間引きを行う。5本のうち2本を間引いて3本立てにする。2週間後、本葉が3〜4枚になったら1本間引いて2本立てにし、本葉が6〜7枚のときに1本立てにする。
 
			- 2〜3回目の間引きのあと、1㎡あたり30gの化成肥料を株元にパラパラとまく。
 
            - 肥料と土を混ぜながら株元に土寄せする。
 
            
             
            
            
            
             
         	
            
            
                
                
                
                
                    【9週目】
                    
                    
                    根の直径が6〜7cmくらいに育ったら、葉のつけ根を持ってまっすぐ引き抜く。
                    
                    
                    
                    
                    
                 
                 
             
            
            
            
            
            ≪病気≫  土の水はけに注意!
            
            軟腐病にやられたダイコン。全体にやわらかくなって、内部がドロドロに腐り、悪臭を放つ。水はけが悪いと多発する。
            
            
            
            
             
            
            
            *ほかの品種も育て方は一緒!*
            
            
            京都の聖護院ダイコン(写真左)は丸形で、煮物や漬け物にするとおいしい人気の品種。青首ダイコンと同様に栽培できる。栽培しやすいミニダイコン(右)もおすすめ!