野菜づくり-福井の野菜がおいしいワケ
スイカの出荷
農家の人たちは、つくったスイカをJAの選果場に運びます。選果場では、大きさや品質ごとに分け、箱づめをします。ほとんどの作業が機械化されています。
- スイカを選果場に運びこむ農家の人たち
- 大きさや品質ごとに箱づめ
- 空どう検知機
カメラでスイカの高さをそく定し、中心部を打しんハンマーでたたく。そのひびきをコンピュータで読み取り、中の空どう具合 を判定する。大きさは、その後でカメラでそく定し、サイズごとにコンベアーで運ばれる。
- 品質検査
ハウス
JAの人の話
黒板に書かれたスイカのねだんを見てください。同じ品質(秀・優・良)で大きさ(L・M・S)が同じでも市場によってねだんがちがいます。
市場のねだんは、その年の天候に大きく関わります。暑い夏には、スイカもよく売れます。それに、ほかのスイカ産地がどれだけとれたかによってもかわります。
おいしくて品質の良いスイカをつくるだけでなく、市場やほかの産地の情報をあつめ、計画をたてて販売していくことは大切な仕事です。JAでは、多くのスイカが高い値段で売れるよう努力しています。
- 白山すいか
- 越前市の白山すいかは、県外でもたいへん有名で、京都などに出荷され高値で取り引きされるそうです。

- スイカの出荷先(2009年)
- 県外市場のスイカのねだん