野菜づくり-福井の野菜がおいしいワケ

スイカの出荷

農家の人たちは、つくったスイカをJAの選果場に運びます。選果場では、大きさや品質ごとに分け、箱づめをします。ほとんどの作業が機械化されています。

スイカを選果場に運びこむ写真
スイカを選果場に運びこむ農家の人たち
箱づめしている写真
大きさや品質ごとに箱づめ

空どう検知機の写真
空どう検知機
カメラでスイカの高さをそく定し、中心部を打しんハンマーでたたく。そのひびきをコンピュータで読み取り、中の空どう具合(ぐあい)を判定する。大きさは、その後でカメラでそく定し、サイズごとにコンベアーで運ばれる。
品質検査をしている写真
品質検査

ハウス栽培(さいばい)出荷(しゅっか) は、6月の中ごろから始まり、露地(ろじ)栽培は7月の中ごろから始まります。そして、県内をはじめ、大阪や岐阜といった県外にも大きなトラックで運ばれます。

JAの人の話

黒板に書かれたスイカのねだんを見てください。同じ品質(秀・優・良)で大きさ(L・M・S)が同じでも市場によってねだんがちがいます。

市場のねだんは、その年の天候に大きく関わります。暑い夏には、スイカもよく売れます。それに、ほかのスイカ産地がどれだけとれたかによってもかわります。

おいしくて品質の良いスイカをつくるだけでなく、市場やほかの産地の情報をあつめ、計画をたてて販売していくことは大切な仕事です。JAでは、多くのスイカが高い値段で売れるよう努力しています。

白山すいか
越前市の白山すいかは、県外でもたいへん有名で、京都などに出荷され高値で取り引きされるそうです。
すいかの写真

スイカの出荷先の図
スイカの出荷先(2009年)
スイカのねだんが書いてあるボードの写真
県外市場のスイカのねだん

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