せいまい

第48回ごはん・お米とわたし 作文・図画コンクール

福井県農業協同組合中央会 会長賞

福井市安居小学校 1年 横山 凌央

おこめのせいまいは、ぼくとおとうさんでいきます。おばあちゃんに三びゃくえんをもらいます。せいまいは、三十きろぐらむで三びゃくえんです。
 はじめに、せいまいをするおこめのしろさをえらびます。まっしろから二ばんめのしちぶにします。これは、おばあちゃんから
「しちぶにしてね。」
といわれているからです。
 おとうさんがおかねをいれて、ちゃいろのおこめをきかいにいれます。ぼくがしちぶのぼたんをおすと、おおきなおとをたてておこめがきかいにすいこまれていきます。おとうさんがからになったふくろをとりつけたあと、ぼくがあしでぺだるをふむと、しろいおこめがいきおいよくふくろにはいっていきます。そして、なんどもふんでぜんぶのおこめをいれます。ぼくがおとうさんといっしょにせいまいにいくのは、おとうさんがひとりだとたいへんだなぁとおもうからです。
 せいまいのはなしをしていたら、おかあさんが、
「どうしておばあちゃんはしちぶにしてというの。」
といいました。ぼくもわからないので、おばあちゃんにききました。おばあちゃんは、
「まっしろのおこめにすると、えいようがなくなってしまうからしちぶにするんだよ。しちぶはえいようがのこるよ。」
とおしえてくれました。ぼくは、おばあちゃんがみんなのえいようのことまでかんがえてくれているのをしって、すごいなぁとおもいました。
 ぼくがせいまいをしたおこめが、とうもろこしごはんになるのがすきです。かぞくみんなが、ぼくのせいまいしたおこめをたべてくれるのをたのしみにしています。