畜産 たいせつに育てる家畜の仕事

肉用牛を飼う野村さんをたずねて

野村さんの写真
坂井市の野村さん
野村さんの話

坂井市坂井町下兵庫で肉用牛を飼っています。飼っている牛は黒毛和種(くろげわしゅ)(若狭牛)で,全部で100頭です。このうち約20頭が繁殖(はんしょく)用(子牛を産ませる)の母牛,約20頭が子牛,約60頭が肥育(ひいく)用(肉用として大きく育てる)です。残りがオスのホルスタインで肉用として育てています。

くろげわしゅの写真
黒毛和種(くろげわしゅ)
ホルスタインの写真
ホルスタイン

毎日必ずしなければいけない仕事は、えさやりの仕事です。朝と夕方の2回、1時間半ほどかけて、健康観察とえさやりをします。えさをやった後は、食べているようすを見回って、調子の悪い牛がいないかを調べます。

朝のえさやりが終わる午前10時ごろから午後3時ごろまでは、牛舎のそうじやたい肥の運ぱん、集めたわらの始末などいろいろな仕事を必要に応じてします。

8月末から9月の中ごろにかけては、牛のえさとなるわらを集める仕事があります。近くの稲かりが終わった田のわらを集めるのですが、一年分のえさとなるわらをこの時期に集めなければならないので、この時期が一年で一番いそがしくなります。

えさやりの写真
えさやりをする野村さん
わらを積む写真
えさになるわらを積む仕事


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