JAの仕事 農家とみんなをつなぐ仕事

JA(農業協同組合)は、みんなが集まって助け合うことで、一戸の農家ではできなかったことをできるようにするためにつくられた組織です。農作物の栽培の手伝いや、販売(はんばい)の手伝い、くらしの手伝いまでたくさんの仕事をしています。

つまりひとことでいうと、JAは農家のサポーターなのです。「子ども農業体験AGRIリーグ」を開いて農業体験をすすめたり、書道コンクールや、お米とわたし作文図画コンクール、少年のサッカー大会などを開いたりもしています。


農作物づくりの相談にのる

稲の作り方の研修会写真
稲の作り方の研修会

おいしくて安全な「農産物(のうさんぶつ)のつくりかた」や「家ちくの育てかた」などについての相談にのります。


農家から集めた農作物を売る

おコメや野菜や肉などの農産物を地域の農家から集めて販売(売ること)しています。まとめて市場(いちば)に出したり、スーパーマーケットや食品会社などに販売しています。生活者(個人のお客さま)に売っているJAもあります。

米の出荷の写真
米の出荷
エーコープの写真
食料品などの販売

農作物からおもち、豆ふなどの食品をつくる

農家から集めたおコメ、野菜、くだもの、肉などを加工(かこう)して、おもち、つけもの、豆ふなどを工場でつくっています。

必要なモノを農家のかわりにまとめて買う仕事

農作業に必要な肥料(ひりょう)や農薬などの資材(しざい)(必要な材料)や農機具、薬などの生活用品などを、まずまとめて買ってから、1件1件の農家に売っています。

銀行のようにお金のサポートをする

JAでは、銀行のように農家のお金を(あず)かったり、お金を()し出しています。

保険会社のようにひと・いえ・くるまを守る(JA共済[きょうさい])

JAでは、火事、地しんなどの災害や交通事故(じこ)にあったり、大きな病気にかかったりしたときにこまらないように、みんなのお金をおさめておき、困ったときに困った人が使える保険や年金のようなしくみをつくっています。

みんなの健康を守る

健康診断の風景写真
健康診断

病気にならないよう、健康診断(しんだん)を行いみんなの健康を守っています。


お年よりを手助けしたり、お世話をする

JAではお年よりが健康で、しあわせな生活ができるようにスポーツやコンサート、イベントなどを開いたり、お世話(介護[かいご])が必要になったお年よりが使える施設(しせつ)をつくったり、入浴サービスをしているJAもあります。

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