やさいづくりビギナーでも、楽しく育てられるおやさいの育て方。

難易度 ★★

 

難易度 ★★★
古くから日本の食卓になじんでいる野菜。いろいろな品種があるが、現在は青首ダイコンが一般的。
・17〜20℃前後の冷涼な気候を好むので、
  8〜9月に種をまいて、11〜12月に
  収穫する秋まきが育てやすい。
・ダイコンは直根類なので、種まきの前に畑を
  深くよく耕しておく。石などに当たると、
  根が変形しやすいので気をつける。

【START】  種まき(目安:8月下旬〜9月中旬)

3か所の点まきにする。
  • 小さい空き缶などを利用し、深さ2cmほどの穴を30cm間隔に3か所作る。
  • 1つの穴につき、種5粒をまばらにまく。
  • 種が隠れる程度に薄く土をかぶせ軽く押さえる。
  • 乾燥を防ぐために、土の上にもみがらをまき、水をたっぷりとやる。発芽するまで土を乾かさないようまめに水やりする。

【1〜4週目】  間引き・追肥・土寄せ

間引きは計3回、追肥は2回目の間引きから計2回行う。
  • 本葉が1〜2枚出たら1回目の間引きを行う。5本のうち2本を間引いて3本立てにする。2週間後、本葉が3〜4枚になったら1本間引いて2本立てにし、本葉が6〜7枚のときに1本立てにする。
  • 2〜3回目の間引きのあと、1㎡あたり30gの化成肥料を株元にパラパラとまく。
  • 肥料と土を混ぜながら株元に土寄せする。

【9週目】

根の直径が6〜7cmくらいに育ったら、葉のつけ根を持ってまっすぐ引き抜く。

≪病気≫  土の水はけに注意!

軟腐病にやられたダイコン。全体にやわらかくなって、内部がドロドロに腐り、悪臭を放つ。水はけが悪いと多発する。

*ほかの品種も育て方は一緒!*

京都の聖護院ダイコン(写真左)は丸形で、煮物や漬け物にするとおいしい人気の品種。青首ダイコンと同様に栽培できる。栽培しやすいミニダイコン(右)もおすすめ!