世界のごはん
第46回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール
福井県農業協同組合中央会 会長賞
坂井市立高椋小学校 3年 松 田 紬 希
わたしには、バングラデシュ人のお友だちがいます。お友だちの名前は、アイシャちゃんといいます。アイシャちゃんとは、一しょに公園で遊んだり、お家に遊びに行ったりしました。アイシャちゃんはイスラム教なので、食べられないものがあります。わたしがアイシャちゃんと遊ぶと、いつも、アイシャちゃんのお母さんが手作りごはんをごちそうしてくれました。
アイシャちゃんのお母さんが作るごはんは、やぎのお肉が入った、カレー味のごはんです。色は黄色いです。はじめて食べた時は、とてもからくて、ベロがいたくなりました。お米の形は細くて長かったです。アイシャちゃんたちにとっては、これがふつうのごはんで、毎日食べているそうです。わたしが毎日食べるごはんは、白くて、だ円で、あまいです。たきこみごはんやおむすびじゃないと、味つけはしません。同じ九才でも、毎日食べるお米がちがうので、おもしろいなと思いました。世界には、いろんなごはんがあるんだなと思いました。
アイシャちゃんのバングラデシュはとてもあつい国です。あつい国の人は、からいものを食べることであせをかいて、体をすずしくするとお母ちゃんに教えてもらいました。わたしはからいものを食べるとあつくなるのに、ふしぎだなと思いました。生まれた場所の天気で味つけがかわることにびっくりしました。
わたしは、アイシャちゃんのお母さんが作るごはんが大すきです。でも、やっぱりお母ちゃんが作った白いごはんが一番大すきです。アイシャちゃんは、お母さんが作るごはんか、とくべつなお店のりょう理しか食べられないけど、いつか日本の白いごはんも食べてほしいです。わたしは、おいしい日本のお米を世界中の人に食べてもらいたいし、わたしもいろんな国のお米を食べてみたいです。