水曜日のおにぎり

第43回「ごはん・お米とわたし」作文コンクール
福井県農業協同組合中央会 会長賞
坂井市平章小学校 2年 安居 美咲

 わたしは、まい週水曜日にしゅう字をならっています。学校がおわってから、そのまま二時間くらいしゅう字をします。いつも、しゅう字がおわったあとは、おなかが空いてペコペコです。

 しゅう字がおわると、おばあちゃんのいえでよるごはんをたべます。おばあちゃんのいえにつくと、

「みーちゃん、手あらってきねのー。おにぎりつくってあげるでー。」

わたしがまっくろになった手をあらっている間に、おばあちゃんがアツアツなごはんでまっ白なしおのおにぎりをにぎってくれます。

 おばあちゃんのおにぎりは、なんにも入っていないのにすごくおいしいからふ思ぎです。ほかにもたくさんおかずをつくってくれるけど、やっぱりおにぎりが一ばんです。

「なんで、おばあちゃんのおにぎりはこんなにおいしんやー。」

とおばあちゃんに聞くと、

「みーちゃんが、しゅう字をがんばってるでおいしんやよー。」

と言ってくれます。

 わたしがしゅう字をがんばったからなのか、おばあちゃんがにぎってくれるからなのかはわからないけれど、わたしは水曜日にたべるおばあちゃんのにぎったふ思ぎなおにぎりのパワーで、もっときれいな字を書いておばあちゃんがよろこんでくれたらうれしいです。

 おばあちゃん、つぎの水曜日もいつものおにぎりつくってね。