お米と生産者の重労働
第45回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール
福井県農業協同組合中央会 会長賞
あわら市細呂木小学校 五年 神 尾 諒
ぼくは、社会でお米づくりについて勉強しています。米づくりには、どんな機械が必要か、どのような手入れをしているのかなどを勉強しました。生産者が、水の管理や共同作業の計画を立てているからこそ、おいしいお米ができ、ぼく達、消費者がお米を食べるときは、家族全員が笑顔になれるのじゃないかなと思います。機械一台、一台、とてもお金がかかるのに、毎日、つかれるのにみんなの食料のためにがんばって、田んぼの仕事をしてくださる方は、みんなのことを思い考えてくださるやさしい人なんだと思います。ですが心配なことが一つあります。それは、六十さい以上の方が多く、後つぎがいないということです。後つぎがいなくなると、今までの食生活のバランスがくずれてしまわないかが、心配です。だから、ぼくは、もっと米づくりの大切さを伝えることが必要だと思います。そうすれば、後つぎもだんだんふえてくると思います。今、ぼくの地区では、法人化になっていて、昔のように、個人個人で、田んぼを作っていません。そのため、高れいの人は、作業をしていなく、六十さい前後の人でやっています。それでも、作業に出てくる人は少ないです。大変な作業は、草かりや機械をつかう仕事です。テレビでは、いかに、重労働をなくすか、メーカーが、考えているこうけいを目にします。自然を相手にしているので、天気が悪すぎてもいけないし、高温の日がつづきすぎても作物にえいきょうをあたえてしまうので、生産の人は、大変だと思いました。
コロナウイルスのえいきょうで田植え体験ができないため、バケツでお米を育てています。一つ一つの仕事にとても時間がかかり大変ですが、生産者の方は、これの十倍、百倍、千倍くらいだと考えるとぼくは、そのお米を食べることができ、幸せだな、感しゃしなければならないなと思います。
これからの農業は、高れい化が進み、そしきでやっていかなければいけないなと思います。そして、いかにてまをかけないように、機械化(無人化)で出来るように考えていかなければなりません。ただ、人が少なくてすんでも設備の費用がたくさんかかるので、大変です。でも、みんなが、アイデアも出しあって、おいしいお米が作れて、消費がすすめば、生産者の人もうれしいと思います。テレビや新聞など目にする光景は、生産者の方がおいしい作物を作るのに、一番いい土作りを考えている所です。いろいろな肥料を混ぜて、温度管理や水やりをして、日本一おいしい作物をつくっている所です。ただ作っているだけの農業ではいけないので、いかに、お客様の目にとまるかだと思います。
ぼくは、これからの農業をしんけんに考えて明るい未来につながることを信じています。
その他の入賞作品はこちら(ごはん党キッズ)