伝承料理レシピ

第14回「へしこの押し寿司」「鯉こく」JA三方五湖女性部 - 試食タイム

私はへしこを年間2000本漬けるのよ。10月後半から3月の間で漬けて、半年後の夏のお盆とかに食べるの。

押し寿司のほかに、ちらし寿司にするね。へしこパスタなんかもあるみたいだわ。

いきのいい鯉を手にいれてさばくと、おいしくできるのよ。

寒いこの時季には鯉こくはかかせないものやね。

お正月の来客にも振るまうし、お産の後、義母が「お乳の出がよくなる」と言って作ってくれたわ。

鯉の皮は乳腺炎にもきくってきいたことがある。

皮というかウロコを唐揚げにするとおいしいんじゃないかしら?

鯉を生まれてはじめて食べた取材班。臭みもなく、しっかりとした歯ごたえでおいしくいただきました。きけば三方の皆さんは、鯉を日常的に食べているそ う。スーパーでも刺身として販売されており、漁師から1匹丸ごと買う家庭もあるそうです。同じ福井県でも食文化の違いに驚きました。

JA三方五湖女性部「うららの仕事」

■手作りのおいしさを地元に人たちにふるまう楽しみ
組合まつりでは手作りバザーを出店。「心をこめておいしく作ること」をモットーにおにぎり、うどん、カレー、ぼたもち、炊き込みご飯などを提供しています。前回の赤米のおにぎりは大好評でした。また女性部の中でも岩屋地区の部員たちが、手作りの『縄文みそ』を販売しています。岩屋地区の女性部員が講師となり、年に1回、味噌の作り方を教えてくれます。
■料理講習会や生活用品作りを通して部員交流を
「フレッシュミズ」に対しては、子育て世代であることを意識して料理講習会を開催しています。米粉を使ったガトーショコラやドーナツ、地場産野菜のかき揚げなどを作りました。45歳以上の「いきいきのびのび」に対しては、布ぞうり作り体験を行いました。どちらも部員内交流を持つことができ、活性化につながりました。
■食と農の関係をさらに深める活動を
今後の活動と目的について吉田部長にお聞きしました。「食と農の関係を見直し、若い世代にもっと知ってほしいですね。そのために、年配の人たちから伝えていくという場を持ちたいと思っています。若いお母さんには地元でとれた食材を消費してほしい、子どもたちには、食材がとれる喜びを知ってほしい、そう願っています。自給自足のすばらしさ、地産地消の大切さを肌で感じてもらうこと。このようなことを念頭において女性部としての活躍の場を広げていきます。