伝承料理レシピ

第12回「ニシンのすし」JA敦賀市女性部 - 詳しい作り方 -その2-

■漬け方

1) 桶にビニールをかぶせます。

2) 一番最初に、麹(こうじ)を軽くふります。軽く手づかみ程度の量です。

3) ダイコンの皮が上になるように一面の半分に、しきます。

4) 残りの半分に、ニシンの皮が上になるようにしきます。

5) 一面に漬けたら、麹をひとつかみし、パラパラと入れます。

たいてい祭や正月に漬けるもんやね。

6) ニンジンと鷹の爪をパラパラと入れます。

夏はミョウガ、キュウリ、ナスを入れたりするんやわ。春はキャベツ、冬はハクサイもいいね。それでもニシンと麹は必ず入れるものやから。それぞれの家での味付けがあるもんやったわ。


7) 今度は、一段目に入れたニシンの上にダイコンを、ダイコンの上にニシンを入れます。

ダイコンにニシンの味が染みわたっておいしいんやよ。
うちのところは交互に入れず、まとめて入れてしまうわ。

8) (7)を繰り返して、ニシンもダイコンも無くなったら、残りの麹を全部ふりかけます。
※具を上げるとき、重石をつけたまま桶をひっくり返すので、漬ける量に注意。


9) 中ぶたをします。

「おいしくなるんやでー」と声をかけなあかんよ。

10) 重石をします。重石は、全部の材料を足した重さの2倍までです。
※具を上げるとき、重石をつけたまま桶をひっくり返すので、漬ける量に注意。

今回やと、ダイコン+ニンジン+ニシン+麹で7.5kgやから、重石はその2倍の15kgまでやね

11) 調味料を脇からふりかけます。

みりん、薄口しょうゆ、酒をボウルに入れて混ぜて、脇からそっと流し込んでね。

12) 輪ゴムで封をします。涼しいところにおいて保管します。

2日くらいすると水が上がってくるでの。

13) 2週間後が食べ頃です。


■上げ方のコツ

1) ビニールをほどき重石をつけたまま桶をひっくり返して、中の漬け汁をボウルに移します。

漬け汁は使うから、捨てないで!

2) 重石をとり、中ぶたをとり、具をおはしで上げます。


3) 中ぶたをして、重石をして、漬け汁を入れます。最後にビニールの封をします。

中の具を取り上げて量が減っても、重石を変えないで。
上手に管理すれば、春まで保管できるよ。