伝承料理レシピ

第4回「かいすくい(小煮しめ)」JA福井市女性部 - 試食タイム

[松田さん] あら、少し甘かったかしら。目分量でやっちゃったから(笑)。でも懐かしい味がするでしょ?

[前田さん] サトイモのぬめりがたまらないわー。味が浸透してる。昔は、お正月の1週間くらいは、こればっかりやったわ。主婦の体を休めるために作るもんやったからね。

[堂本さん] そうそう、サトイモのちっこいのとか、小芋とか、野菜を無駄なく使う知恵の料理なんやわ。お金を出してまで野菜を買って作るもんじゃないね。昔からあるもので作る、だから伝承なんやろうね。「かいすくい」は冷たくなってもおいしいし。

[斉藤さん] 我が家は大煮しめにして食べるんやわ。こんなに小さくせんわ。

[松田さん] 法事や葬式のときは、ニンジンを外したり、縁起物は入れないようにしているんやよ。ふるまう場所によって具を考えて入れなあかんからね。またこのお汁を、あっついご飯にかけて食べると、するするするーっと入ってたくさん食べられるんやよ。

[一同] そうそうー!!(笑)

出来たての「かいすくい」を中皿に盛って試食。ダイコンやアゲにダシがしっかりしみこんでいて、ほんのりした甘みが食欲をそそります。一口大の大きさに切ってあるから食べやすく、具材それぞれの歯ごたえを楽しめました。

JA福井市女性部「うららの仕事」

■生産者と消費者との交流会を開催。
「食育」をテーマに料理講習会や親子参加交流会を開催しています。青壮年部と女性部がお互いに協力して行っている企画です。食に興味のあるファミリーを募集し、野菜がどのように実っているのか、収穫の大変さを知ってもらおうというのが狙いです。今年は福井市白方地区で栽培している越前金時(サツマイモ)の収穫をしました。
■県外の特産品作りに挑戦。
毎年4月に研修旅行を行っています。JA福井市の女性部員約100名前後が集い、研修の目的と企画を明確にして県外へ出向きます。例えば三重県ではウインナー作りを、長野県ではジャム作りを体験。訪問地の特産品や食の体験を通し、活動の糧になるよう勉強しています。
■お総菜を毎日販売中。
「アグリらんど 喜ね舎(きねや)」(福井市河増町)では、東部ブロック5つの女性グループが交替で、毎日お総菜を販売しています。一番人気はおはぎ。五目寿司もすぐに完売するほど好評です。