昆布巻き

材料(30本)

昆布(棹前) 1kg
身欠きにしん 30本
道芝(力芝) 1ワラ
砂糖 1kg
しょう油 350cc
お酒 1c
とうがらし 2〜3本

作り方

 
  1. 身欠きにしんを米のとぎ汁に一晩浸けておく。
  2. 昆布を水で洗う。
  3. 昆布をたたみながらザルに上げる。
  4. 道芝を熱湯にくぐらせるか、水になじませておく。
  5. 身欠きにしんの頭を取る。
  6. 昆布でにしんを巻く。道芝で縛る。
  7. 大きな鍋に6の昆布巻きを入れ、たっぷりの水を入れて火にかける。
  8. さいばしが昆布巻きを突き抜けるほど柔らかくなったら、砂糖・しょう油・お酒・とうがらしを入れる。
  9. しばらく中火で煮て、火を止め冷ます。

日本全国で食されている昆布巻き。JA越前たけふ管内では、主にお正月や結婚式、地域のお祭りなど、お祝い事に作られています。地域の祭りのときは、一度に30本ほど作り、近所に配るお宅もあるそう。今回教えてくださったJA越前たけふの昆布巻きは、にしん1本と昆布2枚を使うスタンダードなもの。福井県内でも地域によっては、にしんの他に、ゴボウ、ニンジン、油揚げを入れたり、サトイモを入れるところもあるそうです。

詳しい作り方-その1-

 
1)身欠きにしんを米のとぎ汁に一晩浸けておきます。
2)昆布を流水で洗います。
3)昆布を1枚ずつたたみながら、ザルに上げます。
4)身欠きにしんの頭を切り落とします。

5)昆布でにしんを巻きます。まず、さいばしを2本用意します。

6)さいばしの上に身欠きにしんをのせ、昆布を身欠きにしんの真ん中から端に向かって巻きます。同じようにして、もう一枚昆布を巻きます。

身欠きにしんの端よりも昆布が出ないこと。昆布は2枚使うこと。大きい昆布なら1枚半、小さい昆布は2枚。

7)さいばし、昆布を押さえながら、道芝1本を取り出し真ん中で結びます。

 8)さいばしをそっと抜きます。

詳しい作り方-その2-

9)深く底の平らな、大きな鍋を用意します。鍋の底に割り箸2本を並べ、その上にまきすをのせます。

10)鍋に昆布巻きを入れます。ひたひたにかぶるくらいの水を入れます。

 11)落としぶたをして火にかけます。

水のまま煮ます。だいたい2時間くらい。

 12)さいばしが、昆布を突き抜け、中のにしんも突き抜け、すっと突き刺さったら、調味料を入れます。

力を入れなくても、すうっとさいばしが突き抜けるまで火にかけること。竹串や割り箸ではだめ。
昆布の表面がポコポコして、昆布の端が、ベロベロと泳ぎ始めたころが加減。

13)砂糖1kg、しょう油350cc、お酒1c、とうがらし2〜3本を入れます。

14)じっくり煮込みます。ここから2時間くらいです。

水が少なくなったら、どんどん足していきます。

15)火を止めて、出来上がり。