野菜づくり-福井の野菜がおいしいワケ

スイカをつくる仕事

スイカづくりのさかんな坂井北部丘陵地(坂井市三国町・あわら市)

夏の味覚「スイカ」は、ハウス栽培や露地(ろじ)栽培でたくさん生産されています。坂井北部丘陵地では今から30年以上前から、昼夜の気温差が大きい気候の特ちょうを生かして、スイカづくりが始まりました。今では、甘さたっぷりの丘陵地産のスイカは、たいへん人気があります。

福井市の位置を示す地図
坂井市、あわら市はここ。

●上野さんの作業ごよみ
花ハスの写真
(1)種まき
[2月中ごろ〜3月初め]

ビニールハウスや温室で種まきをする。
スイセンの写真
(2)つぎ木
[3月初め〜3月下旬]

カンピョウの苗にスイカの苗をつぎ木する。これで苗がかれるのを防ぐ。
花ハスの写真
(3)定植(ていしょく)
[3月下旬〜4月中ごろ]

ビニールハウスや温室で育てた苗を農家の畑に植えかえる。
花ハスの写真
(4)整枝(せいし)
[4月中ごろ〜5月下旬]

ビニールハウスや温室で種まきをする。

花ハスの写真
(5)受粉(じゅふん)
[5月初め〜6月中ごろ]

(ハウス)4月下旬より、みつばちをハウスの中に放し、受粉させる。
(ろじ)6月の初めごろ、畑の所々にみつばちの入った箱を置き、よく実がつくように受粉させる。
花ハスの写真
(6)摘果(てきか)
[5月〜7月]

つるの途中にできた実を次々にとっていく。

花ハスの写真
(7)収かく
[6月中ごろ〜7月下旬]

受粉して40日頃に収かくする。

※それぞれの作業時期は、ハウス栽培が早く、ろじ栽培は遅い。

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